ドレスト光子研究起点とは

2016年より任意団体として活動を開始したドレスト光子研究起点(Research Origin for Dressed Photon: 略称RODreP)は、2017年4月より一般社団法人として改組発足しました。東大名誉教授 大津元一が理事長を務めます。役員は理事4名、監事1名、顧問2名です。

長い歴史をもつ光科学技術では、その革新のために新しい光の登場が待望されています。その旗手としてドレスト光子が登場しました。これまでに計測、デバイス、加工、エネルギー変換など広範な分野に応用されてきましたが、今後の一層の発展のためにはドレスト光子の性質をさらに詳しく調べて使うことが必要です。そのためにはさらに進んだ基礎理論研究が必須となります。

この状況を鑑み、RODrePでは主に次の活動を行います。
(1)ドレスト光子および関連する新しい光の基礎理論の独創研究: ナノ領域の量子場としての光に関し、これまでに使ってきた場の量子論、ミクロ・マクロ双対性、非平衡統計力学などの手法をさらに発展させ、基礎理論の研究。同法人所属の研究者、会員、および外部研究者の連携により研究を推進。

(2)若手研究者の支援: 研究補助金を提供しドレスト光子理論研究を支援。

(3)啓蒙広報活動: ドレスト光子に関するセミナー、チュートリアル、講演会、成果報告会などを実施しドレスト光子の科学技術の啓蒙とアウトリーチを行う。さらに出版、Webなどの広報を通じて、最新情報を発信。

(4)コンサルティング: ドレスト光子の実用化のための技術相談サービス。

以上のうち、特に(1)、(2)は研究活動です。すなわち本法人は学協会ではなく研究機関で、基礎研究の起点となる新形態の組織です。本法人はこの活動によりドレスト光子について「考える葦」(un roseau pensant)、「知る葦」(un Roseau connaissant)となることを目指します。

同法人は事務局を東京都内に置いています。また、神奈川県横浜市内の日亜化学工業株式会社・横浜技術センターの一部を借用して研究の拠点としています。

一般社団法人ドレスト光子研究起点 (RODreP)
代表理事 大津 元一



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